2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧
読書の秋到来を前に、アアルトコーヒーの庄野雄治さんを徳島よりお迎えしてイベント「ミステリと、アアルトコーヒー」を開催いたします。 知るひとぞ知るミステリ愛好家である庄野さんに「わたしの3冊」をセレクト、ご紹介いただくほか、「ミステリと、ホニ…
◎26.08.2018 8月最後の日曜日らしい。いかにも、この夏の総決算といった感じでとても静か。 そんなかスタッフの友人が来てくれたのだが、ときどきそういう人と出くわすことのある、献血が趣味だという男子。「献血男子」。ちなみに、そのスタッフの妹も「献…
最高気温の予想図をみたら、関東地方一帯がオレンジ色でも赤色でもなく、紫色になっている。これ、黒くなったらすなわち「死」を意味するのだろう。つまり、きょうの気温は「死」の一歩手前ということ。サバイバルだよ、人生は。 ところで、近々イベントをふ…
◎22.08.2018 平成最後の夏が、しぶとい。 今年もまた、エアコンの効いた部屋でゴロゴロしながらわけのわからないアメリカのB級映画をテレビ東京の「2時のロードショー」で観るとか、視聴者のみなさんから寄せられた心霊写真特集(集合写真で手や足が写って…
来年の日本フィンランド修好100周年にむけて、全国でさまざまなフィンランド関連イベントがおこなわれている。なかでも、個人的に「目玉」として楽しみにしていたのが、いま目黒区美術館で開催されている『フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピア | 目黒区…
◎19.08.2018 ぼくら日本人は、「別荘」と聞くとつい都会の暮らしをまるごと自然の中に移したかのような快適空間を想像しがちである。なので、多くのフィンランド人がそこで長い夏休みを過ごすという「別荘」が、じつは水道すら引いていないようなただの「小…
◎16.08.2018 朝、その日の様子を予測しながら仕込みの量を決める。できうるかぎりロスは抑えたいので、お天気やここ数日の傾向、曜日ごとの集客力のちがいといった種々の要素を並べ、比較して検討をくわえる。いわゆる経験則である。そしてそれはまた、プロ…
◎14.08.2018 両親を見ていると、体力もだが、年寄りにとってなにより大切なのは気力、言いかえれば「生きることへの意志」なのではないかと感じる。退院後、自宅で療養を続け体力はだいぶ戻ってきたように思える父も、まだまだ気力は回復しきってはいない。…
相変わらず人通りは少ないが、きょうはとりわけ常連さんがたくさん来てくださった。さらに、昔はたらいていたスタッフもふたり。ひとりは、先月行ったスウェーデンのおみやげを届けにきてくれた。もっとも印象に残ったスポットは、スカンセンやローゼンダー…
「陸の孤島」からコンニチハ。お盆休みに淡い期待をよせていた自分がバカでした。人いねーじゃねーか!! そして賢明なるご近所さんはといえば、なんてことでしょう、みんなお休みやん!! 傷心のまま、夕刻おもてに出て写真を撮ってみたところ、なんか変に…
◎10.08.2018 お客様から聞いた話。そのお客様がはたらいているオフィスはなかなか国際的で、同僚にはポルトガル人やインド人がいたり、みな世界各地を飛び回って仕事していたりするらしいのだが、そうした同僚たちが口を揃えて「いまの東京のほうが暑い」と…
朝、いつもの道でいつもの犬にいつものように吠えられる。平和。 台風もことさらこの辺りではこれといった被害もなく無事通過していったのはよいが、どうやら猛暑はまたぶり返しそうだ。1ヶ月早く夏が来たのだから、秋も1ヶ月早く来たっていいんやでえ。 …
まずはお知らせから。営業時間を1時間繰り下げる【ナツモイ】ですが、10日(金)まで延長いたします。よって、営業時間は正午より20時(19時30分ラストオーダー)となりますので、ふだんなかなかお立ち寄りいただけないお客様もこの機会にぜひ。残り2日、…
行くか行くまいか迷っていたところ、ありがたいことに招待券を頂いたので、東京都美術館ではじまったばかりの「藤田嗣治展」をさっそく観てきた。以下、おぼえがき。 ーーFoujitaのつくりかた 藤田嗣治といえば、思いつくのはあの「乳白色」。今回の展覧会で…
◎05.08.2018 帰り道、ご近所の飲食店のオーナーさんとちょっと立ち話。「31年商売をやってきて、ここまでお客さんの来ない夏ははじめて」と。駅直結や駅近のお店はともかく、5分以上歩くような飲食店はみなこの夏の炎暑に疲弊しきっている。もしお気に入り…
◎03.08.2018 フィンランド語に「ロウリュ(Lo:yly)」という単語がある。フィンランド語は知らなくても、サウナ好きならあるいは耳にしたことがあるかもしれない。 フィンランドのサウナでは、熱した石に水をかけ強制的に猛烈な水蒸気を起こすのだが、これを…
◎01.08.2018 暑い、暑い、暑い、と気がつけば歩きながらずっと念仏のように唱えている自分に気づき、いったん意識を「暑さ」から引き離さなければならないとかんがえたのだった。それには、なにか目にとまったものを一生懸命観察してみるのがよさそうだ。 最…
本日公開されたフィロソフィーのダンス「ライブ・ライフ」MVの最後に映し出されるマルティン・ハイデッガー『存在と時間』からの引用の邦訳です。ご参考まで。 「生命は一つの固有な存在様式であるのだが、本質上現存在においてのみ近づきうるのである。生命…