14.07.2018
いまバスの中なのだが、運転手がバス停の名前を誤って訓読みでアナウンスし続けていてめっちゃ気になる。そこまで難読地名でもないし、だいたい自動音声はちゃんとした名称でアナウンスしているのだから気づけよと言いたい。バス通勤になって2年くらいになるが、バスの運転手は良くも悪くも独特のキャラクターの持ち主が多い。多すぎる。
猛暑日。予想通り、だれも歩いていない。土曜日なのに。みんな家に引きこもっているにちがいない。「光熱費がヤバいんですよね」スタッフが言う。休日、こんな感じで暑い日が続き、つい出不精になりエアコンの効いた部屋でダラダラしていると、翌月、光熱費の請求額がとんでもなく跳ね上がっていて目の玉が飛び出るのだとか。なるほど。
数年前しばらく手伝ってもらっていたスタッフから連絡があり、念願叶ってスウェーデンへ家族で旅行することになったのでおすすめを教えてほしいとのこと。スウェーデンについては不案内だが、「森の火葬場」だけは絶対に行くように指示。
「火葬場」などと聞くとなんとなく湿っぽい場所を想像して躊躇してしまうかもしれないが、実際足を運んでしまうとまったくそんなことはない。むしろ、ずっとここにいたいと思ってしまうほどだ。あの場所ほど、北欧に暮らす人たちの「死生観」を理屈抜きに理解できるところはない。もしも北欧に関心があるのなら、かならず一度は足を運ぶべき場所。