「Hemisphere」04号
徳島アアルトコーヒーの庄野さんが発行するZINE「Hemisphere」の第4号が出ました。特集は「town」。庄野さんの人柄を反映して、今回も多彩な執筆陣が参加しています。ぼくもまた、前号に引き続き文章を書かせていただきました。
執筆陣は次のとおり
キッチンミノル(フォトグラファー*表紙写真)
木下綾乃(イラストエレーター)
甲斐みのり(文筆家)
堀部篤史(誠光社店主)
堀内隆志(cafe vivement dimancheマスター)
高山大輔(かもがわカフェ)
長谷川ちえ(エッセイスト、in-kyo店主)
落合恵(イラストレーター)
井口奈己(映画監督)
熊谷充紘(編集者)
曽根雅典(三軒茶屋nicolas料理担当)
石亀政宏(夜長茶廊店主)
大塚いちお(イラストレーター・アートディレクター)
カサイミク(コピーライター)
岩間洋介(moi店主)
しゅんしゅん(素描家)
山田稔明(シンガーソングライター)
トラベラーズチーム(TRAVELER'S FACTORY)
タナカヨシユキ(ツバメコーヒー店主)
tomoko style(漫画家)
藤原康二(ミルブックス主宰)
田辺玄(WATER WATER CAMEL *付録CD)
広瀬裕子(作家・翻訳家)
ところで、庄野さんからの依頼は「〝town〟というお題でなにか書いて下さい」というシンプルなもの。迷った挙句、ぼくはかつて吉祥寺に移る前5年半ほどお店をやっていた荻窪という街のこと、そこで出会い、(たぶん)街を後にしたひとりのお客様とのエピソードを、コール・ポーターの「町を出よう」というスタンダードナンバーに引っ掛けて書かせてもらいました。「カフェ」とは、出会いの場所であると同時に時間であり、ときにその記憶でもあるということ。
どこかで、なにかの折に手に取っていただければ幸いです。なお、当店でも現在お取り扱いしておりますのでご希望の方はぜひお求めください。