ふと目をやると、男の子がひとりドアのガラスに張り付いて手を振っていた。5歳くらいだろうか。手を振りかえすと、男の子はニカッと満足そうに笑って立ち去った。親や兄弟らしき姿は見あたらない。しばらくして視線を感じてドアを見ると、またあの男の子が…
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